2025.04.25

【コラム】自動車の１年点検（１２か月点検）は必要？

　自動車の１年点検（１２か月点検）は必要？

車を所有していると、「そろそろ１年点検（１２か月点検）の時期です」とのはがきやお便りが送付されることがあると思います。普通自動車は３年（新車）から２年に１度車検がやってきます。車検とは、日本における自動車の定期的な安全点検と検査制度のことです。正式名称は「自動車検査登録制度」といいます。

車検を受けないとどうなる？

公道を走れない（違法）
車検切れで運転すると罰金や免許停止の対象になる
自賠責保険も切れていた場合、重い処罰を受ける可能性がある

そうですね。車検を受けていない車を乗り続けると罰金、免許停止と「罰」を受けるイメージがあるので車検＝費用がかかっても点検するという考えになりますが、２年の間の１年点検（１２か月点検）とはお金をかけてやる必要があるの？と思う方もいると思います。そこで今回は１年点検（１２か月点検）の必要性、費用なども含めておしらせしていきます。

1年点検（12か月点検）とは？　

車検とは別に、1年ごとに行うべき点検整備です（ただし、自家用乗用車では使用者の努力義務とされており、罰則はありませんが、定期的な整備が推奨されています）。車検を受ける２年間の間にトラブルや故障が起きることもあるため、「1年点検＝車検の中間で車の健康状態をチェック」と考えるとイメージしやすいかもしれません。１年点検（12ヶ月点検）を事前に行うことで、車の故障箇所が判明したり、適切に消耗品の交換ができます。メンテナンスすることで故障の予防にもつながります。

1年点検（12か月点検）の内容　車検との違い　受けられる場所、費用は？

１年点検の項目　26項目（基本的な安全機能のチェック）

ブレーキの効きや踏み代
タイヤの空気圧、タイヤの溝、摩耗具合
エンジンのオイル漏れ　オイルの汚れ具合
バッテリーの状態
ライト類の点灯・点滅確認
排気ガスの色・臭いなど

車検で見る項目（例）約５６項目（検査項目+点検項目）

ブレーキ制動力のテスト
ヘッドライトの光軸・明るさ
排気ガスの成分測定（環境基準）
サイドスリップ（直進性）
車体番号確認
音量測定（マフラーの音など）

👉 国の検査ラインで「合格・不合格」が判断されるのが特徴。

１年点検（12ヶ月点検）は実施する場所も違ってきます。車検は国の認可を受けた検査場でのみですが、１年点検はディーラー・整備工場、ガソリンスタンドなど、整備士がいればOKです。項目がこれだけ違うわけですから、費用ももちろん違ってきます。

１年点検（12ヶ月点検）の費用は点検整備費　約5,000円から20,000円（お店や車の状態によって異なります）程度です。プラス消耗品交換（オイルやエレメント）が費用に含まれることもあります。続いて車検の費用というと、

車検の費用は法定費用があり、整備する工場によっても違ってきますが、点検整備費用プラス、消耗部品の交換や修理が入ると、もっと高くなることもあります。ざっくり言うと車検は高い・1年点検は安いです。

まとめ

車検は法律に定められた安全・環境基準に適合しているかの検査で、１年点検（12ヶ月点検）は故障予防のための整備・点検。車検は絶対必要（受けないと公道NG）義務であり、１年点検（12ヶ月点検）は努力義務（やった方が安心）ということが分かりました。

費用も車検に比べて安く済む１年点検（12ヶ月点検）は安心して車を利用するために大切なメンテナンスと言えるでしょう。プロによる1年点検（12か月点検）を受けることで安心安全なカーライフを送ることができます。

有限会社アップライジングは栃木県宇都宮市、群馬県太田市で新品、中古タイヤアルミホイールを格安価格で販売するタイヤ専門店です。また、タイヤやアルミホイールの買取や修理、車検、１年点検（12ヶ月点検）、オイル交換などのカーメンテナンスも取り扱う、車を通じてお客様のお困りごとを解決する企業として、お役立ち情報を配信しております。

お車に関しての不明点、問題の解決の糸口になるようお役立ていただければ幸いです。

是非、アップライジング宇都宮店の１年点検（12ヶ月点検）をご利用ください。

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有限会社アップライジング
宇都宮店本店